大腸ポリープのQ&A
大腸ポリープについて患者様からよくいただく質問を集めました。
Q:大腸ポリープとは何ですか。
A:大腸にできる良性腫瘍です。
一般的には大腸がんの元となるといわれています。
Q:大腸ポリープは何歳ぐらいから発症しますか。
A:個人差があり明確な回答は困難ですが、40歳以上の方は、がん予防の為に一度は検査される事をお勧めします。
Q:大腸ポリープとは、どのように発見されますか。
A:当院では、大腸内視鏡検査及び、CT検査での診断を行います。
Q:大腸ポリープの診断はどのようにされますか。
A:内視鏡的に摘除を行い、病理検査で最終診断を行います。
Q:大腸ポリープとは悪性のものですか。
A:大腸ポリープには良性と悪性があります。
ある程度は内視鏡的に判断できますが、最終的には摘除後の判断となります。
Q:大腸ポリープとは必ず除去しなければなりませんか。
A:大腸がんの誘因となる可能性があるため、摘除をお勧めします。
Q:手術前の食事制限はありますか。
A:内視鏡的手術前には、低残渣食(排便のしやすい食事)の摂取のご協力をお願いします。
Q:手術当日、着替えなどの持ち物について教えてください
A:検査着を貸与いたします。
タオル・下着についてはご持参ください。検査前に詳しくご説明を行います。
Q:手術の所要時間はどれくらいを目途に考えていればいいですか。
A:個人差がありますが、30~60分程度を予定しています。
Q:手術後、当日に退院できますか。
A:基本的には日帰り手術となりますが、入院が必要な場合は、提携病院等をご紹介させていただきます。
Q:術後の痛みはどれくらい続きますか。
A:基本的には術後の痛みは少なく、手術当日から痛みの無い方がほとんどです。
Q:術後の食事制限などはありますか。
A:排便のしやすい食事をおすすめします。
摘除ポリープによって内容が変わりますので、その都度ご説明を行います。
Q:術後の受診や、定期健診はどのくらいのペースが想定されますか。
A:基本的には病理結果説明が10日後、定期健診は一年後をお勧めします。
症状によっては変動がありますので、術後にご説明いたします
Q:術後の検査・処置時に痛みはありますか。
A:少し感じられますが、従来の検査と比較して鎮静剤の使用や、新機種・最新の挿入方を用いることにより、苦痛の少ない検査を行っています。
Q:内視鏡検査は大腸ポリープ以外の病気の検査にも有効ですか。
A:はい。大腸ポリープ以外にも、慢性下痢や便秘の原因検査から、
自己免疫性腸炎の診断等、様々な疾患の発見・治療に用います。
Q:健康診断としての内視鏡検査は可能ですか。
A:健康診断コースのご用意もございます。ご相談ください。