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下肢静脈瘤

1. 原因

ふくらはぎの皮下に血管がコブのように浮き出ていると、これを放置すると時間をかけて徐々に大きくなり色は黒ずみ皮膚に潰瘍をつくれば難治性となります。

下肢静脈瘤 下肢の静脈は立っている時でも引力に負けずに血液を心臓の方へ送り返しています。
下肢静脈瘤 しかし、動脈とくらべ物にならない程弱い静脈の圧力では、足の方へUターンしてしまいますが、静脈には逆流防止弁がついており、Uターンしそうになった時に弁は閉じ、Uターンさせないで着実に心臓の方へ送り返します。
下肢静脈瘤 太ももの付け根の枝である大伏在静脈の弁がつぶれると、ここより静脈血が下方へUターン、ふくらはぎの静脈が拡張するのです。


2. 下肢静脈瘤の手術

それでは、どうしたら良いのでしょうか。
太ももの付け根の大伏在静脈の処置がポイントです。

痔瘻




痔瘻一番簡単なのは大伏在静脈の根元をくくって切り離します。(高位結紮術)
しかし、それより下の小さな枝の弁がつぶれている場合、そこから逆流し、再発することがあります。




痔瘻確実なのは大伏在静脈を太ももよりそのまま引き抜いてしまう方法です。




痔瘻大伏在静脈の中にワイヤーを通し、静脈最上部をワイヤーにくくりつけます。太ももの下の皮膚に小さい穴をあけ、ワイヤーを出し、これを引き抜くと、大伏在静脈もいっしょに引き抜けます。


これで膝から下の静脈瘤はかなり小さくなりますが、まだ一部残っている場合は、後日注射(硬化剤注入)で治療します。


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